その金額で新築やリフォームでやりますか?

最近の工事全般の金額、ここで言う金額は消費税込み総額ですが、以前と比べてかなり高額になってきてますね。

新築やリフォームで御見積りを見るお客さんの表情を見るのが少々辛い気持ちになります。

原因は「人件費」、商品コストや製造コストや輸送コスト、それと正式名称「一般管理負担額」所謂現場経費と事業所経費。その工事に関わる人間と諸々物資やその他の事業所運営金額の事。

全ては人件費が大きくかかわります。

商品、製造、輸送コストは仕入れたり発注なので皆さん同じくアップします。

大量発注や生産でコストを抑えるとよく聞く話ですが「大量」を実現するには建築の場合、それだけ「中の人」が必要になります。すると「中の人」を賄うのに一般管理負担額は当然増大します。

結果、総額は上がってしまう。

よくハウスメーカーと工務店の比較となりますが、簡単に説明すると

ガソリンスタンドで言う「フルサービス」と「セルフ給油」の違いみたいなもの。同じ質のガソリンで値段が違うだけ。

よく言う工務店技術はまちまち、アフター体制が落ちると言うのは否定しません。だから見極めが難しい。

これは「元請け」で一式工事を行ってる所なら「下請」で分離発注がメインの所より全然安心。

工務店規模に工事依頼の場合、総額は15~20%程度は下がります。(同じ仕様)

そこからは基本規格が決まってないのでアイデアで下げることも可能です。

モチロン、憧れの建材や設備にしてお得に上げることも可能。

ただし、「セルフ給油」の様にお客さん自身が動いたり考えたりは必要です。

私自身はお客さんも一緒になって「夢のマイホーム」を作った方が感慨深いと思いますが…

今一度、こんな価格高騰の時代だからこそその新築、リフォームをその金額でやりますか?を見つめなおしてみませんか?

 

 

 

 

2024年03月14日